21日から鹿児島県にて行われていた全日本選手権も昨日終了。
最終日となった24日は各階級にて決勝戦の競技が行われました。
注目は熊本県勢として唯一決勝へ進出している63kg級の成松大介(自衛隊体育学校)。
大会連覇を目指す成松選手は国内ではこの階級の第一人者。
今大会も初戦から危なげない試合運びで順当に勝ち上がり。
《初戦》
vs 小林将也(北信越/巻総合高校教員)
WP5-0 (30-27が5名)
《準決勝》
vs 完山隼輔(日連推薦/駒澤大学)
WP5-0 (30-27が4名、29-28が1名)
そして決勝戦。
2017年からの大会3連覇、通算9度目の全日本制覇を目指しリングへ。
決勝の相手は東洋大学の今永虎雅選手。
高校時代には史上初の高校8冠を達成、今年10月には国体を制覇しシニアでも初の優勝を飾った俊才。
切れのあるパンチを武器に今大会も見事決勝へ進出。
試合巧者でもあり勢いのあるサウスポーはベテランの成松にとっても危険な相手かと思われましたが...。
《決勝戦動画》
しかしながら、終わってみれば決勝も5-0のフルマークでの判定勝ち。
試合後のインタビュー
2大会連続の五輪出場へ意気込みを語ってくれました。
そして成松選手は今大会の優秀選手賞も獲得。
~日本ボクシング連盟のTwitterより~
https://twitter.com/Jabf_revival/status/1198488528927150080?s=20
~日本ボクシング連盟のサイトより~
成松選手を含む、オリンピック階級で優勝された6名の選手は来年行われるアジア・オセアニア予選(2月)、世界最終予選(5月)への出場権を獲得し、男子4階級に与えられた開催国枠の候補に。
いよいよ来年へと迫った東京五輪。
リオに続く2度目の五輪出場を目指す成松選手にとって、来年は厳しい戦いが続くと思われますが、これからも気合で頑張って欲しいと思っております!
これからも応援宜しくお願いします!!