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熊本ボクシング

『選抜終了!』

投稿日:2018-11-16 更新日:

熊本県高校ボクシング部OB会のみなさん、こんにちは!

いつも「いいね」&「シェア」ありがとうございます。(^.^)

福島県・会津若松市の河東総合体育館にて連日熱戦が繰り広げられております『全国高校選抜』。

最終日となる本日は各階級の決勝戦が行われました!

以下、決勝戦の試合結果です!

《 男子の部 決勝 》

◎ピン級
今尾 嵐 (中京高校/東海ブロック 2年)
VS
重岡 銀次朗 (開新高校/九州ブロック 1年)

☆重岡銀次朗の判定勝ち
(30-27) (30-27) (30-27) の3-0

まだ一年生の重岡銀次朗。
これが初の全国大会ながら、全試合を落ち着いた試合運びで圧勝。
決勝戦も準決に続きフルマーク。
昨年三冠を達成した兄・優大に続き、この階級を『兄弟で連覇』。
熊本から12人目となる選抜チャンピオンの誕生。その歴史の中でも一年生チャンプは初。

◎ライトフライ級
松本 圭祐 (みなと総合高校/関東ブロック 1年)
VS
田村 拓実 (崇徳高校/中国ブロック 2年)

☆松本圭祐の判定勝ち
(30-26) (30-26) (30-26) の3-0

昨年のインターハイ・国体で準Vの実績を持つ松本圭祐も、まだ一年生。
前大会覇者で二連覇を狙う田村拓実とのハイレベルな一戦は、フルマークの判定で松本圭祐。ジュニア時代から活躍していた松本選手も、高校になってからはこれが初のタイトル獲得。
ピン級に続き、一年生チャンプの誕生。

◎フライ級
井上 彪 (日章学園/日連推薦 2年)
VS
堤 駿斗 (習志野高校/日連推薦 1年)

☆堤駿斗の判定勝ち
(30-27) (30-26) (30-26) の3-0

和歌山国体の王者・堤駿斗。
その時の決勝の相手が今日の相手であり、ライバルのインターハイチャンプ・井上彪。
昨日の準決勝ではアジアユース選手権のチャンピオンである中垣龍太郎(同じ日章学園)との、(おそらく)高校ボクシングでは史上初であろう『全国大会での同校対決』を制した、井上。
しかし、決勝では堤にリベンジならず。国体に続き、井上を下した堤がライバル対決を通算2勝1敗とし、二度目の全国V。

◎バンタム級
今永 虎雅 (王寺工業高校/日連推薦 1年)
VS
冨施 郁哉 (水戸桜ノ牧高校城北校/関東ブロック 2年)

☆今永虎雅の判定勝ち
(30-27) (30-27) (30-27) の3-0

昨年のインターハイ・国体チャンプである今永虎雅。
この選手もまだ一年生ながら、その実力は折り紙つき。2回戦・準決勝と、ともにTKOでの勝ち上がり。決勝は判定ながらも、3-0のフルマーク。
この大会を制し早くも三冠達成。

◎ライト級
齊藤 麗王 (日章学園/日連推薦 2年)
VS
岩崎 一輝 (王寺工業高校/関西ブロック 2年)

☆齊藤麗王の判定勝ち
(30-26) (30-26) (30-26) の3-0

昨年高校三冠を達成している、齊藤麗王。
選抜を連覇して四度目の全国制覇。
目標としている『高校六冠』へ好スタート。

◎ライトウェルター級
荒本 一成 (王寺工業高校/日連推薦 1年)
VS
岡田 尚大 (九州学院高校/九州ブロック 2年)

☆荒本一成のTKO勝ち
(2ラウンド 1分54秒)

昨年のインターハイと国体の王者・荒本一成は、バンタム級で先に優勝を決めている今永選手と同じ王寺工業の一年生。
決勝は昨年の和歌山国体決勝と同じ顔合わせとなったが、荒本が再び岡田尚大を下し優勝。
準決と決勝をTKOで勝利した荒本選手にとって、これから最大のライバルとなるのは初戦で判定勝ち(2-1)をおさめている、日章学園の湯場海樹選手か。

◎ウェルター級
黒柳 禅 (作新学院高校/関東ブロック 2年)
VS
石灘 隆哉 (享栄高校/東海ブロック 2年)

☆黒柳禅の判定勝ち
(30-27) (30-27) (30-27) の3-0

インターハイ二連覇の父を持つ俊才・黒柳禅(2015年度ウェルター級ランキング1位)。
東海地区の実力者・石灘隆哉(2015年度ライトウェルター級ランキング7位)を下し、全国大会初優勝。

◎ミドル級
坂本 拓海 (広陵高校/中国ブロック 2年)
VS
新城 奈津 (芦屋学園高校/関西 2年)

☆新城の判定勝ち
(30-27) (30-27) (29-28) の3-0

最重量級の一戦は3ラウンド目にダウンをとった、新城奈津(2015年度のミドル級ランキング3位)が判定勝ち。

◇終わってみれば優勝した8選手中、過半数となる5選手が一年生でしたね。
10年前には考えられなかった事ですが、もはや一年生とか二年生とかいう概念は捨てた方が良いですね。同会場で行われている、UJの大会でも目を見張る選手が多数いると聞きますし、全員が一年生チャンプとなる日もそう遠くないと思います。
また、その時その時で『西高東低』とか『東高西低』など言われますが、今はそれはあまりなく、学校別で王寺工業・日章学園の二校が頭1つ(2つかな(^^;))、抜けているぐらいですかね。後は学校関係なく、個々で(強烈に)強い選手が出てくる。
あくまで個人的な意見ではありますが、そう感じました。

《 三賞 》

JOCジュニアオリンピックカップ賞
堤駿斗 (習志野高校/日連推薦 1年)

最優秀選手賞 荒本一成 (王寺工業/日連推薦 1年)

技能賞 今永虎雅 (王寺工業/日連推薦 1年)

敢闘賞 齋藤麗王 (日章学園/日連推薦 2年)

取り急ぎ、全階級の結果を掲載させて頂きました。
誤字脱字、選手名・学校名、その他には間違いの無い様に細心の注意を払っておりますが、万一ありました場合はご指摘頂ければ幸いです。
また、トーナメント表については先日の投稿を参照下さい。(((^^;)

※写真は重岡&松本選手の一年生軽量級コンビ、4冠目を達成した齊藤麗王選手の写真を使わせて頂きました。

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