東京五輪で盛り上がるはずだった2020年。
しかし、ご存じの様に新型コロナウィルスの発生以降、世間は暗い話題ばかりとなってしまいました。
スポーツ界では東京五輪をはじめ、多くの大会が軒並み中止・延期に。
アマチュアボクシングでは、3月に行われる予定だった全国選抜、毎年5月からスタートする大学リーグ戦が中止に。
そして、4月26日には史上初めてインターハイの中止が決定となり、昨日4月30日には県高校総体も中止が発表されました。
・選抜にも九州代表として出場予定であった熊農ボクシング部3年の川瀬克弥選手(昨日のTKUニュースより)
三年生にとっては高校ボクシングの集大成の場となる高校総体。
現状を考えれば開催が困難である事は分かってはいるにしても、残念の一言では片付けられません。
3年生のみならず、県総体・インターハイを目指してきた高校生は目の前が真っ白になってしまった方も多いと思います。
しかし誰が悪いと言う訳でもなく、この悔しさをぶつける相手もなく、どうしようもありません。
現在は各高校も休校中。
悔しい思いの中、唯一出来るのは三密を避けての自宅待機。
今後、事態が落ち着いたら代替えとなる試合があるとか、現段階では全く何も分かりません。
しかしどんな状況でも、自分の実力を発揮する舞台がいつ来ても良い様に。
自宅でも一人でも、密かに練習・密かに研究・密かにパワーアップで。
Stay Home,Stay Dream.
腐らずに前を見て、これからもボクシングを続けていって欲しいと思っております。
一日も早く穏やかな日常が戻る事を心より願っております。
熊本県高校ボクシング部OB会